『あおぞら』通信2001年(平成13年)12月10日第3号
今月こんげつ言葉ことば
しあわせをもとめるとしあわせをあたえられやがてしあわせな自分じぶん気付きづ

  わたし以前いぜんかんがえていたしあわせは、おかねをたくさんかせいでしいものっておいしいものべて、世界中せかいじゅうたびして、などとおもっていました。
 長男ちょうなん病気びょうきになり21ヶ月かげつ入院にゅういん生活中せいかつちゅう家族かぞく生活せいかつはガタガタ、会社かいしゃからいただく給料きゅうりょうり、わたしかんがえていたしあわせとはほどとおくなりました。しかし、入院中にゅういんちゅうでも体調たいちょうとき外泊がいはくゆるされると、家族かぞくみんなでかわになってることのよろこびをりました。これが、本当ほんとうしあわせと気付きづくくことになったのです。
 わたしたちは、目先めさきしあわせばかりをもと本当ほんとうしあわせがちかくにあることに気付きづかないのです。おかねがたくさんればしあわせになれるなんて、ウソです。しあわせはみなさんのちかくにきっとあるはずです。さがしてみてはいかがでしょうか。
    ありがとうございました。

創刊  2001年10月10日 発行者 高遠 勲