新年を迎えいつも感じるのは、無事に一年『生きて』来られたなと思う事でしょうか。
長男が骨髄移植を終えて退院したばかりの頃は、顔色も良くなく毎日決められた時間に決められた薬を飲み続けていました。私は心配で夜中に何度も起きては子どもの口元に手を当て、呼吸している事を確認し「ほっ」として自分も眠りにつきました。この時、初めて『生きている事』を実感しました。私の手のひらに当たってくる暖かい寝息が私に安心感を与えてくれました。
普段あまり意識しない一瞬一瞬の出来事(現象)の積み重ねが、私達を未来に導く大切な事だったのですね。
今年も一年、皆様が健康で過ごせます事をお祈り申し上げます。
ありがとうございました。
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