長男（ちょうなん）が難病（なんびょう）のための治療（ちりょう）を開始（かいし）した時（とき）から5年（ねん）が過（す）ぎようとしております。
　入院当初（にゅういんとうしょ）は、全（すべ）ての治療（ちりょう）が終了（しゅうりょう）するまで体（からだ）が持（も）ちこたえても5年（ねん）生存率（せいぞんりつ）（治療（ちりょう）を開始（かいし）して5年間（ねんかん）生（い）きていられる確率（かくりつ））は10％と言（い）われていました。私（わたし）としても無理（むり）かと思（おも）いながら何（なに）をして良（よ）いか分（わ）からずに一日一日（いちにちいちにち）を家族（かぞく）一丸（いちがん）となって一所懸命（いっしょけんめい）過（す）ごして来（き）ました。 あと数日（すうじつ）で満（まん）5年（ねん）です。
　皆（みな）さんは「息子（むすこ）さんが頑張（がんば）ったからだよ。」と言（い）って下（くだ）さいます。 しかし、私達（わたしたち）家族（かぞく）は応援（おうえん）して下（くだ）さった沢山（たくさん）の方々（かたがた）のお陰（かげ）だといつも感謝（かんしゃ）しております。
　5年間（ねんかん）無事（ぶじ）に生（い）きて来（こ）られましたのも医療（いりょう）スタッフはじめ沢山（たくさん）の方々（かたがた）に支（ささ）えられて来（き）たからです。 本当（ほんとう）にありがとうございました。 心（こころ）より感謝（かんしゃ）申（もう）し上（あ）げます。
　　　ありがとうございました。