運動会（うんどうかい）の季節（きせつ）ですね。先日（せんじつ）、私（わたし）の子供達（こどもたち）の学校（がっこう）でも行（おこな）われました。
　私（わたし）は小（ちい）さい頃（ころ）、走（はし）るのが得意（とくい）でいつもリレーの選手（せんしゅ）として出場（しゅつじょう）していましたから、運動会（うんどうかい）と言（い）うとリレーや綱引（つなひ）きなど華（はな）やかな場面（ばめん）ばかりを想像（そうぞう）していました。長男（ちょうなん）は足（あし）が不自由（ふじゆう）なので運動会（うんどうかい）の中（なか）で参加（さんか）できる種目（しゅもく）は限（かぎ）られていますが、毎年（まいとし）、放送係（ほうそうがかり）や応援団（おうえんだん）などに参加（さんか）しています。私（わたし）はいつも、長男（ちょうなん）が与（あた）えられた仕事（しごと）を一所懸命（いっしょけんめい）こなしている姿（すがた）に感動（かんどう）させられます。私（わたし）が同（おな）じ立場（たちば）だったら、一所懸命（いっしょけんめい）出来（でき）なかったでしょう。
　でも、長男（ちょうなん）が主役（しゅやく）ではない脇役（わきやく）として大（おお）きな舞台（ぶたい）を支（ささ）える事（こと）を心（こころ）から喜（よろこ）び懸命（けんめい）にやっている姿（すがた）を見（み）ることで、私（わたし）には今（いま）まで見（み）えていなかった事（こと）が見（み）えてきました。
　お互（たが）いが支（ささ）え支（ささ）えられて・・・。
　　　ありがとうございました。