『あおぞら』通信2001年(平成13年)11月10日第2号
今月(こんげつ)の言葉(ことば)
悩(なや)んで行動(こうどう)しないより行動(こうどう)してから悩(なや)んだ方(ほう)が結果(けっか)は、良(よ)いかもね。

 長男(ちょうなん)が骨肉腫(こつにくしゅ)で入院(にゅういん)した頃(ころ)、私(わたし)は毎晩(まいばん)夢(ゆめ)を見(み)てはうなされていました。 子(こ)どもを抱(だ)きかかえて出口(でぐち)のない暗闇(くらやみ)を逃(に)げ回(まわ)る私(わたし)を、病魔(びょうま)が捕(つか)まえに来(く)るのです。
 それまで大変(たいへん)なこと・辛(つら)いことなどから逃(に)げ、楽(らく)な方(ほう)へ楽(らく)な方(ほう)へと流(なが)されていた私(わたし)は、長男(ちょうなん)の命(いのち)と私(わたし)自身(じしん)の人生(じんせい)について随分(ずいぶん)考(かんが)え悩(なや)みました。そして私(わたし)たちは、病魔(びょうま)と闘(たたか)うこととしたのです。今度(こんど)は、向(む)かってくるすべてのものに前向(まえむ)きに行動(こうどう)する事(こと)にしました。すると病魔(びょうま)が逃(に)げていき暗闇(くらやみ)にかすかな光(ひかり)が見(み)え始(はじ)めました。長男(ちょうなん)の病気(びょうき)は私(わたし)の人生(じんせい)そのものです。  ありがとうございました。

創刊  2001年10月10日 発行者 高遠 勲